Watercycling_02
Watercycling 金山氏
02.Watercycling
(ウォーターサイクリング)
Contact wrench_plan@ybb.ne.jp

Interview by messengerbag.jp
Photo by Jun from messengerbag.jp
取材日:2008年2月29日
過剰な生産・消費を繰り返す現代社会において、徹底したリユースプロダクトに拘るブランドがある。
金山弘治氏の「Watercycling」である。
元メッセンジャーでもある金山氏の造り出すプロダクトは、どれも何かを物語っているようだ。
氏の自宅兼工房にお邪魔し、話しをうかがった。
― 以前はメッセンジャーをされていたそうですが、メッセンジャーを始めた動機などを聞かせて下さい
おもしろそうってだけでしたね。
友達に勧められて面接に行ったら「じゃぁ明日から来れる?」って感じで。
あわてて隣の駅で自転車もらってきて、それから。
― メッセンジャーの経験から学んだ事はありますか?
町での自転車の乗り方。
あと*CMWCやなんやかんやで、いろんな国でいろんな人たちと走って飲んでさわいで…貴重な体験だったと思う。

*Cycle Messenger World Championshipsの略。年に一度世界の都市で行われるメッセンジャーの世界大会。

Watercycling_03
廃タイヤや廃チューブなど、一度捨てられた物達が金山氏の手によって再び命を吹き込まれる
― メッセンジャーを経て、モノ造りの道へ入ったきっかけは何だったのでしょうか?
むかしから好きだったし、まぁ、生活のため。
― 影響を受けたバッグ職人はいますか?
Eric Zo(エリック・ゾー)。
96年のSFのCMWCでお世話になって以来、何度か会ってるけど、会うたびこっちが元気になってしまうような、へんなおじさん。
カーゴバイクがちゃんと完成したら見せたいね。
― 「Watercycling」という名前の由来は?
大気圏内の水の循環。
― なぜ100%完全リサイクルというプロダクトに拘るのでしょうか?
買ってきたもので作るより、全然そのほうが楽しいよ。
Watercycling_04
― リサイクル用の素材はどこで調達されているのでしょうか?
まずは家の中で使える物はないか探してみて、なかったらあちらこちら出掛けて行って探してくる。
前にベンチとテーブルを作ってほしいと頼まれて、1分もしない間に全部の材料を見つけたり、鉄筋を探してたら昔よく遊びに行ってた友達の家が解体されてて、3日通ってやっと廃材を譲ってもらえたり。
素材で出来が変わるし、悩みどころですね。

タイヤ関係は自転車屋さんやメッセンジャーからもらってます。最近はためて置いてくれる人たちもいて、すごく助かってます。わかりにくい所からですが、いつもありがとう!

― プロダクトから感じとって欲しいことなどはありますか?
愛、ですか。
― 今後使ってみたい素材はありますか?
チューブラタイヤから抜きとった糸。
Watercycling_05
― 「Watercycling」のプロダクトはどこで手に入れることができるのでしょうか?
メッセンジャー関係のイベントで売ったりしてます。メールでも注文を受けて販売することもあります。
一つ一つ感じが違うので、出来れば手に取って、気に入った物を買ってもらいたいですね。
― バッグなどの小物の他に、自転車なども造られているそうですが…
色々と作りたい物はありますね、カーゴバイクとか。でも自転車を作ってた鉄工所をクビになってしまい、、、まずは出来ることからやっていきます。
― 自転車カルチャーの魅力とは何でしょうか?
町乗りの文化としては、まだまだ行けると思います。ほんとに便利でスマートな移動手段だし。
自分の場合、乗る前よりすこし自由になれた。感謝してるところあります。
― 最後に今後の目標、活動予定などはありますか?
とりあえず工場が欲しいですね。
あと、3月29日から4月4日まで代々木上原のKosmos Lane Studio & Galleryってところで個展やります。
「THE GOMI STREAM 」
のぞいてみて下さい! 
www.kopi-panas.com click KLS&Gallery
Watercycling_06
自作のカーゴバイクを悠々と乗りこなす金山氏

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― 以前はメッセンジャーをされていたそうですが、メッセンジャーを始めた動機などを聞かせて下さい
おもしろそうってだけでしたね。
友達に勧められて面接に行ったら「じゃぁ明日から来れる?」って感じで。
あわてて隣の駅で自転車もらってきて、それから。
― メッセンジャーの経験から学んだ事はありますか?
町での自転車の乗り方。
あと*CMWCやなんやかんやで、いろんな国でいろんな人たちと走って飲んでさわいで…貴重な体験だったと思う。

*Cycle Messenger World Championshipsの略。年に一度世界の都市で行われるメッセンジャーの世界大会。

Watercycling_03
廃タイヤや廃チューブなど、一度捨てられた物達が金山氏の手によって再び命を吹き込まれる
― メッセンジャーを経て、モノ造りの道へ入ったきっかけは何だったのでしょうか?
むかしから好きだったし、まぁ、生活のため。
― 影響を受けたバッグ職人はいますか?
Eric Zo(エリック・ゾー)。
96年のSFのCMWCでお世話になって以来、何度か会ってるけど、会うたびこっちが元気になってしまうような、へんなおじさん。
カーゴバイクがちゃんと完成したら見せたいね。
― 「Watercycling」という名前の由来は?
大気圏内の水の循環。
― なぜ100%完全リサイクルというプロダクトに拘るのでしょうか?
買ってきたもので作るより、全然そのほうが楽しいよ。
Watercycling_04
― リサイクル用の素材はどこで調達されているのでしょうか?
まずは家の中で使える物はないか探してみて、なかったらあちらこちら出掛けて行って探してくる。
前にベンチとテーブルを作ってほしいと頼まれて、1分もしない間に全部の材料を見つけたり、鉄筋を探してたら昔よく遊びに行ってた友達の家が解体されてて、3日通ってやっと廃材を譲ってもらえたり。
素材で出来が変わるし、悩みどころですね。

タイヤ関係は自転車屋さんやメッセンジャーからもらってます。最近はためて置いてくれる人たちもいて、すごく助かってます。わかりにくい所からですが、いつもありがとう!

― プロダクトから感じとって欲しいことなどはありますか?
愛、ですか。
― 今後使ってみたい素材はありますか?
チューブラタイヤから抜きとった糸。
Watercycling_05
― 「Watercycling」のプロダクトはどこで手に入れることができるのでしょうか?
メッセンジャー関係のイベントで売ったりしてます。メールでも注文を受けて販売することもあります。
一つ一つ感じが違うので、出来れば手に取って、気に入った物を買ってもらいたいですね。
― バッグなどの小物の他に、自転車なども造られているそうですが…
色々と作りたい物はありますね、カーゴバイクとか。でも自転車を作ってた鉄工所をクビになってしまい、、、まずは出来ることからやっていきます。
― 自転車カルチャーの魅力とは何でしょうか?
町乗りの文化としては、まだまだ行けると思います。ほんとに便利でスマートな移動手段だし。
自分の場合、乗る前よりすこし自由になれた。感謝してるところあります。
― 最後に今後の目標、活動予定などはありますか?
とりあえず工場が欲しいですね。
あと、3月29日から4月4日まで代々木上原のKosmos Lane Studio & Galleryってところで個展やります。
「THE GOMI STREAM 」
のぞいてみて下さい! 
www.kopi-panas.com click KLS&Gallery
Watercycling_06
自作のカーゴバイクを悠々と乗りこなす金山氏

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