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CRANK HOLLY
04.CRANK
(クランク)
http://www.crank-tokyo.com/

Interview by messengerbag.jp
Photo by Jun from messengerbag.jp
取材日:2008年4月15日
現役メッセンジャーHOLLYがつくるメッセンジャーバッグ「CRANK」。
自身によるテストを乗り越えた、プロメッセンジャーの激しい任務に耐えうるバッグを世に送り出している。それでいて完全オリジナル・キャンパス生地のこだわりを貫き、日本のメッセンジャーバッグを世界に発信する彼の作業場を訪ねた。
― HOLLYさんはバッグ職人であり、現役のメッセンジャーでもあるわけですが、まずはメッセンジャーを始めたきっかけを聞かせて下さい
単純にやってみたかったってことですかね、自転車好きだったし。脱サラ?
― HOLLYさんのクリエイティブの原点はどこにあるのでしょう?
手先が器用なんですよ。工業用ミシンも以前から使ってたし問題ない。
― では、メッセンジャーバッグを作り始めたきっかけは? またCRANKを立ち上げた経緯も教えてください
当時、たまたま手に入った素材があってそれで何か作れないかなって、、FREITAGなんかも流行ってたしリサイクルってことで作ってみたのが最初ですね。メッセンジャーは一時期休んでたんだけどクーリエで走るようになってから本格的なデリバリーバッグを作り始めていまに至るって感じです。
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現在は旧クーリエ事務所を期間限定の作業場としている
― 影響を受けたバッグはありますか?
やっぱりZO BAGですかね、カッコイイんですよ、なんか。
FreightBaggageも好きです。トラヴィスとは個人的にも付き合いがあるしお互いメッセンジャーでバッグを作ってる環境だから。酒飲んでも結局バッグの話になるし。
― CRANKのブランド名とロゴマークの由来を教えてください
ブランド名の由来は何だっけなぁ、、、忘れちゃいました(笑)。
ロゴに関しては、ある日、水族館に行ったんです。そしたら「ヤドクガエル」ってのがいて、あいつら色がメチャクチャ綺麗なんですよ。いろんな色の種類がいて、それを見て「これだ」って。サンシャインだったかな。
― 以前はリメイク物のメッセンジャーバッグを制作されていましたが、いつ頃から、またどういった理由でプロメッセンジャー向けにシフトしたのでしょうか?
クーリエで走り始めてからですね。自分が仕事で使うものは自分で作ってみようと。で、海外モノのメッセンジャーバッグを見て、これなら自分でも出来そうだなと思って作ってみたら出来ちゃった(笑)。あと、KATZさん(クーリエのボス)のバックアップも大きい。
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― 他のメッセンジャーバッグブランドとの明確な違いはどこでしょうか?
基本的に同じ物は作らない、CRANKにはレギュラーカラーが存在しないんです。カラーのコンビネーションは独自のものがあると思う。
― キャンパス生地に拘る理由は?
もともと古着が好きだってのもあって、デニムって穿きこむとアジがでるでしょ。バッグも同じです。雨とか大丈夫?なんてよく言われますけど、、、問題ないですね、そのへんは考えて作ってるんで。
でも夏はマメに洗った方がいい、、、クセーから。
― バッグを制作する上で、現役メッセンジャーならではの利点はありますか?
もちろん有りますね、自分自身がテストしてますから。それとCRANKをしょってるメッセンジャーを見つけるとおもわず「バッグの調子どうよ?」って聞いちゃうかな。不具合があれば、すぐ直すからもってこいってね。また、プロメッセンジャーに多く使ってもらう事でよりリアルな意見がフィードバックされる。実際に仕様も変えることもあるし、助かってるかな。
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― 日本のメッセンジャーシーンについてどう思いますか?また、これからどう変化していくべきでしょうか?
そこまでキャリアを重ねてる訳じゃないんでね、、、メッセンジャーって決まった形ってないでしょ?、こうしなさいみたいな。だからいろんな色もったヤツがどんどんでてくればいいなって、メッセンジャーはやっぱ楽しまなきゃならんでしょ。自転車ブームってのもあるけどメッセンジャーが注目されるってことは僕がやってる事にもプラスになる。
― HOLLYさんにとってメッセンジャーバッグとは?
仕事の道具?
― 最後に、CRANKの今後の目標・目指すところ、これからの活動予定などありましたら教えてください
メッセンジャーをバックアップする事は今まで以上に強化していこうかなと。あとは、今はまだ東京のメッセンジャーの使用が多いけど、色々な地域、国の人に使ってもらえるようになればいいと思う。メッセンジャーバッグって海外から入ってきてる物がほとんどでしょ、ろそろそガツンと日本から発信してやろうかなって。

あと、4/24(木) - 25(金)にCRANKの作業場を使って展示会をやります。普段中々触れる機会がないと思うので、実際に手に取って見て欲しいですね。
info: http://www.crank-tokyo.com

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仕事を終えたメッセンジャー達がぞくぞくとHOLLYの元へ。多くのメッセンジャーからCRANKへの厚い信頼が伺える

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― HOLLYさんはバッグ職人であり、現役のメッセンジャーでもあるわけですが、まずはメッセンジャーを始めたきっかけを聞かせて下さい
単純にやってみたかったってことですかね、自転車好きだったし。脱サラ?
― HOLLYさんのクリエイティブの原点はどこにあるのでしょう?
手先が器用なんですよ。工業用ミシンも以前から使ってたし問題ない。
― では、メッセンジャーバッグを作り始めたきっかけは? またCRANKを立ち上げた経緯も教えてください
当時、たまたま手に入った素材があってそれで何か作れないかなって、、FREITAGなんかも流行ってたしリサイクルってことで作ってみたのが最初ですね。メッセンジャーは一時期休んでたんだけどクーリエで走るようになってから本格的なデリバリーバッグを作り始めていまに至るって感じです。
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現在は旧クーリエ事務所を期間限定の作業場としている
― 影響を受けたバッグはありますか?
やっぱりZO BAGですかね、カッコイイんですよ、なんか。
FreightBaggageも好きです。トラヴィスとは個人的にも付き合いがあるしお互いメッセンジャーでバッグを作ってる環境だから。酒飲んでも結局バッグの話になるし。
― CRANKのブランド名とロゴマークの由来を教えてください
ブランド名の由来は何だっけなぁ、、、忘れちゃいました(笑)。
ロゴに関しては、ある日、水族館に行ったんです。そしたら「ヤドクガエル」ってのがいて、あいつら色がメチャクチャ綺麗なんですよ。いろんな色の種類がいて、それを見て「これだ」って。サンシャインだったかな。
― 以前はリメイク物のメッセンジャーバッグを制作されていましたが、いつ頃から、またどういった理由でプロメッセンジャー向けにシフトしたのでしょうか?
クーリエで走り始めてからですね。自分が仕事で使うものは自分で作ってみようと。で、海外モノのメッセンジャーバッグを見て、これなら自分でも出来そうだなと思って作ってみたら出来ちゃった(笑)。あと、KATZさん(クーリエのボス)のバックアップも大きい。
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― 他のメッセンジャーバッグブランドとの明確な違いはどこでしょうか?
基本的に同じ物は作らない、CRANKにはレギュラーカラーが存在しないんです。カラーのコンビネーションは独自のものがあると思う。
― キャンパス生地に拘る理由は?
もともと古着が好きだってのもあって、デニムって穿きこむとアジがでるでしょ。バッグも同じです。雨とか大丈夫?なんてよく言われますけど、、、問題ないですね、そのへんは考えて作ってるんで。
でも夏はマメに洗った方がいい、、、クセーから。
― バッグを制作する上で、現役メッセンジャーならではの利点はありますか?
もちろん有りますね、自分自身がテストしてますから。それとCRANKをしょってるメッセンジャーを見つけるとおもわず「バッグの調子どうよ?」って聞いちゃうかな。不具合があれば、すぐ直すからもってこいってね。また、プロメッセンジャーに多く使ってもらう事でよりリアルな意見がフィードバックされる。実際に仕様も変えることもあるし、助かってるかな。
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― 日本のメッセンジャーシーンについてどう思いますか?また、これからどう変化していくべきでしょうか?
そこまでキャリアを重ねてる訳じゃないんでね、、、メッセンジャーって決まった形ってないでしょ?、こうしなさいみたいな。だからいろんな色もったヤツがどんどんでてくればいいなって、メッセンジャーはやっぱ楽しまなきゃならんでしょ。自転車ブームってのもあるけどメッセンジャーが注目されるってことは僕がやってる事にもプラスになる。
― HOLLYさんにとってメッセンジャーバッグとは?
仕事の道具?
― 最後に、CRANKの今後の目標・目指すところ、これからの活動予定などありましたら教えてください
メッセンジャーをバックアップする事は今まで以上に強化していこうかなと。あとは、今はまだ東京のメッセンジャーの使用が多いけど、色々な地域、国の人に使ってもらえるようになればいいと思う。メッセンジャーバッグって海外から入ってきてる物がほとんどでしょ、ろそろそガツンと日本から発信してやろうかなって。

あと、4/24(木) - 25(金)にCRANKの作業場を使って展示会をやります。普段中々触れる機会がないと思うので、実際に手に取って見て欲しいですね。
info: http://www.crank-tokyo.com

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仕事を終えたメッセンジャー達がぞくぞくとHOLLYの元へ。多くのメッセンジャーからCRANKへの厚い信頼が伺える

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