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Under The Weatherのアトリエ |
― バッグを作るにあたって、影響を受けたバッグ又は人物はありますか?
Under The Weatherを始動したときはメッセンジャーバッグを生産する会社はあまり多くありませんでしたね。当時、市場に存在するメッセンジャーバッグとは少し違うモノを作りたかったので、既に存在するバッグのいくつか良い要素を共有し、さらに他とは違ういくつかのアイデアを合わせたデザインを作り上げました。
雨が多く降るアムステルダムにいたので、中身を雨や水から保護するデザインはバッグ作りをはじめた当初から非常に重要なポイントでしたね。
― また女性として何か拘っている所はありますか?
メッセンジャーバッグを女性が作っているからといって特に違いはないと思います。でも、男性よりも時々ちょっとだけ女の子っぽく作っているかもね。
― 他のメッセンジャーバッグブランドとの違いは?
多くのメッセンジャーバッグブランドに違いがあると思います。 皆、他の人が持っていないバッグを欲しがると思うので、市場に多くの異なった選択肢があるのは良いですよね。
私は「Under The Weather」を他のブランドと比較しませんが、いつも素材やデザインなど改良し、可能な限り良いバッグを作ろうとしています。
例えば:その視点から*1)PVCの代わりに*2)TPUをライナーに使用するように切り替えました。
(TPUはより強く、PVCよりも有害物質を含まないので)
*1)PVCポリ塩化ビニール(polyvinyl chloride)の略
*2)TPU熱可塑性ポリウレタン (Thermoplastic Polyurethane) の略
Photo credit: Frank Theriault |
そしてカナダでは多くの車のドライバーに自転車は路上を走らないものと思われおり、走行中に自転車が路上を走っているとどう反応して良いかわからない部分があると思います。安全とはいえません。
幸い、サイクリングは健康と環境に良いので、最近、受け入れられ始めています。
また気候変動の影響により、みんなが自転車に乗って少しでも環境を助けようと動いている中で、メッセンジャーのカルチャーやそのスタイルの人気が自転車を移動手段だけでなくライフスタイルと考える、より多くの自転車乗りを増やしたんだと思います。
いいことですよね。多くの人が毎日自転車の事を考えるようになり、そしていろんな所にサイクリストが増えてくると思います。トロントでは、メッセンジャーや一般の人が分け隔てなく自転車に乗ってソーシャルイベント(例:毎月開催されるVelo Social)に参加して楽しむ人がいっぱいいます。他の大都市をあまり知りませんが、どこも同じですよね。
バイシクル・メッセンジャーの都市の渋滞をすり抜ける彼らの素晴らしいスキルを知らない人にとっては非常にタフな仕事で、ちょっと無鉄砲で、時々クレイジーな人だと見られてしまいますよね。これはどこの都市でも同じなのかな。
― 海外からみた日本の自転車(メッセンジャー)カルチャーはどう思いますか?
私たちは、一般的に日本の文化が非常にクールにみえますね。刺激的なファッションやおもしろいトレンドがいつもそこにあります。日本の人達は個性の表現を本当に楽しいでいるように思いますね。日本の自転車カルチャーについてはあまり知らないのが正直な所ですが、北アメリカよりも実用的に使われていると思います。そして確実に日本のバイシクルメッセンジャーは少しクレイジー(良い意味で!)。
とてもエキサイティングで楽しい街でもあるけれど、忙しく、いつも混んでいて、沢山の人であふれている街が私たちにとっては少し怖く感じるかな。
自分自身で日本の自転車(メッセンジャー)カルチャーがどうあるかを見たいものですね。
― 今後の目標、目指す所を教えてください
そうですね。Under The Weatherのための私の目指す所は現在やっている事と同様にそれを保つことです!
縫製の手助けや新鮮なエネルギーとアイデアをもたらすために新しいスタッフを何人か入れるかもしれませんが、基本的には小さくまとまって続けていく事が好ましいですね。
洋服や他のおもしろいモノ、もちろん別のスタイルのバッグなどをもっともっとデザインしていきたいですね。特にすごく役に立って、強くてタフであり、無駄にならないアイテムを作っていきたいです。
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10.Under The Weather
アンダーザウェザー
http://www.under-the-weather.ca/
Interview by messengerbag.jp 取材日:2009年05月05日
自身の経験値をもとに2001年Toronto(Canada)でスタートしたブランド”Under The Weather”。その独特なフォルムとこだわりの防水性は世界中のメッセンジャー、自転車愛好家を魅了し続ける。
ハードなだけでなく、女性ならではの柔らかさを持ち合わせた数少ないブランドの一つ。メッセンジャーの経歴を持つAnais Fritzlanに話を伺った。
Under The Weatherのアトリエ |
― バッグを作るにあたって、影響を受けたバッグ又は人物はありますか?
Under The Weatherを始動したときはメッセンジャーバッグを生産する会社はあまり多くありませんでしたね。当時、市場に存在するメッセンジャーバッグとは少し違うモノを作りたかったので、既に存在するバッグのいくつか良い要素を共有し、さらに他とは違ういくつかのアイデアを合わせたデザインを作り上げました。
雨が多く降るアムステルダムにいたので、中身を雨や水から保護するデザインはバッグ作りをはじめた当初から非常に重要なポイントでしたね。
― また女性として何か拘っている所はありますか?
メッセンジャーバッグを女性が作っているからといって特に違いはないと思います。でも、男性よりも時々ちょっとだけ女の子っぽく作っているかもね。
― 他のメッセンジャーバッグブランドとの違いは?
多くのメッセンジャーバッグブランドに違いがあると思います。 皆、他の人が持っていないバッグを欲しがると思うので、市場に多くの異なった選択肢があるのは良いですよね。
私は「Under The Weather」を他のブランドと比較しませんが、いつも素材やデザインなど改良し、可能な限り良いバッグを作ろうとしています。
例えば:その視点から*1)PVCの代わりに*2)TPUをライナーに使用するように切り替えました。
(TPUはより強く、PVCよりも有害物質を含まないので)
*1)PVCポリ塩化ビニール(polyvinyl chloride)の略
*2)TPU熱可塑性ポリウレタン (Thermoplastic Polyurethane) の略
Photo credit: Frank Theriault |
そしてカナダでは多くの車のドライバーに自転車は路上を走らないものと思われおり、走行中に自転車が路上を走っているとどう反応して良いかわからない部分があると思います。安全とはいえません。
幸い、サイクリングは健康と環境に良いので、最近、受け入れられ始めています。
また気候変動の影響により、みんなが自転車に乗って少しでも環境を助けようと動いている中で、メッセンジャーのカルチャーやそのスタイルの人気が自転車を移動手段だけでなくライフスタイルと考える、より多くの自転車乗りを増やしたんだと思います。
いいことですよね。多くの人が毎日自転車の事を考えるようになり、そしていろんな所にサイクリストが増えてくると思います。トロントでは、メッセンジャーや一般の人が分け隔てなく自転車に乗ってソーシャルイベント(例:毎月開催されるVelo Social)に参加して楽しむ人がいっぱいいます。他の大都市をあまり知りませんが、どこも同じですよね。
バイシクル・メッセンジャーの都市の渋滞をすり抜ける彼らの素晴らしいスキルを知らない人にとっては非常にタフな仕事で、ちょっと無鉄砲で、時々クレイジーな人だと見られてしまいますよね。これはどこの都市でも同じなのかな。
― 海外からみた日本の自転車(メッセンジャー)カルチャーはどう思いますか?
私たちは、一般的に日本の文化が非常にクールにみえますね。刺激的なファッションやおもしろいトレンドがいつもそこにあります。日本の人達は個性の表現を本当に楽しいでいるように思いますね。日本の自転車カルチャーについてはあまり知らないのが正直な所ですが、北アメリカよりも実用的に使われていると思います。そして確実に日本のバイシクルメッセンジャーは少しクレイジー(良い意味で!)。
とてもエキサイティングで楽しい街でもあるけれど、忙しく、いつも混んでいて、沢山の人であふれている街が私たちにとっては少し怖く感じるかな。
自分自身で日本の自転車(メッセンジャー)カルチャーがどうあるかを見たいものですね。
― 今後の目標、目指す所を教えてください
そうですね。Under The Weatherのための私の目指す所は現在やっている事と同様にそれを保つことです!
縫製の手助けや新鮮なエネルギーとアイデアをもたらすために新しいスタッフを何人か入れるかもしれませんが、基本的には小さくまとまって続けていく事が好ましいですね。
洋服や他のおもしろいモノ、もちろん別のスタイルのバッグなどをもっともっとデザインしていきたいですね。特にすごく役に立って、強くてタフであり、無駄にならないアイテムを作っていきたいです。
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