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代表として数年働いて行く中で、アメリカ在住の友人であるWAKAKOがやたらとサンフランシスコの友人達を連れて日本に帰国し、競輪フレームや部品を買い集めてまたアメリカに戻って行くというのを横目に見ていました。
向こうではまさにピストバイクブームが起こっていたんです。
当然のことながら僕には全くその情報が無く、彼らの行動が理解できませんでした。
でもしばらく彼らのその動きを見ているうちに、その無駄が無くシンプルで、極めて単純な構造の自転車の魅力に気付き始め、いつしか彼らの手を借り、自分だけの一台を組むに至りました。
そこからはもう凄い勢いです。
日本では誰も一緒に乗る人がいないのに、ピストのことだけで毎日頭がいっぱいで、面白いパーツを探したり、一人で広場で練習したりで、仕事が手につきませんでした。
そしてこの単純ながらももの凄い魅力を秘めた自転車を、この日本でもっと伝えていきたいと思うに至りました。
僕が乗るきかっけを与えてくれたWAKAKOとともに。
そしてそれがBLUE LUGの始まりです。
自分達もお客さんもみんなずっと長く楽しく付き合っていくことを最高に望んでます。
― 足利さんにとって自転車の魅力とは?
ありきたりですけど、趣味を持つことって共通の価値観を持った友人と知り合えたり、人生をより楽しく出来る最高に素敵なこと。
趣味を持つってことだけで最高に素敵なことなのに、自転車の場合、移動も出来ちゃうし、電車代も浮いちゃうし、健康にまでなっちゃう。もう最高でしょ?
しかも今風なヴァーチャルなものと違ってリアルな物だから、頭も使うし、体も使う。
街を走れば、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚、五感で感じられる。味覚は無いかな?(笑)
いや、おいしそうな匂いを嗅覚で感じれば、立ち止まって店に入って味覚をフル稼働させられる。
そんな自転車はどうしようもなく最高な存在です。
― 今の自転車カルチャーをどうとらえていますか?
全体的に盛り上がっている事は毎日お店に立っていることで感じています。
かっこいい自転車やパーツも増え、そういう情報を提供してくれる雑誌やWEB、お店も劇的に増えた。でもこれからですね。
現在の成長期から成熟期を経て、本当にしっかりとした自転車文化が形成されるには、法やモラル、僕らのような提供する側の企業理念も含めて、長い目で相互努力していく必要があると思います。
― 今後自転車カルチャーがこうなって欲しいというイメージはありますか?
ピストブームの時はピスト、BMXブームの時はBMXってのじゃなくて、自分の個性やライフスタイルを大切に、自分らしく自分なりの自転車に乗るのが普通になってくればいいな。
結果的に街にいろんな自転車が溢れ、いろんな自転車の魅力を自然と知ることのできる社会になれば最高。
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13.Blue Lug
ブルーラグ
http://bluelug.jp/
Interview by messengerbag.jp
Photo by Jun from messengerbag.jp
取材日:2009年11月5日
オンラインショップからスタートし、瞬く間に超人気ショップとなった「Blue Lug」。スタッフ全員の感性が詰まった店内には、遊び心溢れるアイテムが随所に並んでいる。
自転車の魅力をここ初台から発信しつづける、Blue Lug オーナー足利氏に話をうかがった。
代表として数年働いて行く中で、アメリカ在住の友人であるWAKAKOがやたらとサンフランシスコの友人達を連れて日本に帰国し、競輪フレームや部品を買い集めてまたアメリカに戻って行くというのを横目に見ていました。
向こうではまさにピストバイクブームが起こっていたんです。
当然のことながら僕には全くその情報が無く、彼らの行動が理解できませんでした。
でもしばらく彼らのその動きを見ているうちに、その無駄が無くシンプルで、極めて単純な構造の自転車の魅力に気付き始め、いつしか彼らの手を借り、自分だけの一台を組むに至りました。
そこからはもう凄い勢いです。
日本では誰も一緒に乗る人がいないのに、ピストのことだけで毎日頭がいっぱいで、面白いパーツを探したり、一人で広場で練習したりで、仕事が手につきませんでした。
そしてこの単純ながらももの凄い魅力を秘めた自転車を、この日本でもっと伝えていきたいと思うに至りました。
僕が乗るきかっけを与えてくれたWAKAKOとともに。
そしてそれがBLUE LUGの始まりです。
自分達もお客さんもみんなずっと長く楽しく付き合っていくことを最高に望んでます。
― 足利さんにとって自転車の魅力とは?
ありきたりですけど、趣味を持つことって共通の価値観を持った友人と知り合えたり、人生をより楽しく出来る最高に素敵なこと。
趣味を持つってことだけで最高に素敵なことなのに、自転車の場合、移動も出来ちゃうし、電車代も浮いちゃうし、健康にまでなっちゃう。もう最高でしょ?
しかも今風なヴァーチャルなものと違ってリアルな物だから、頭も使うし、体も使う。
街を走れば、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚、五感で感じられる。味覚は無いかな?(笑)
いや、おいしそうな匂いを嗅覚で感じれば、立ち止まって店に入って味覚をフル稼働させられる。
そんな自転車はどうしようもなく最高な存在です。
― 今の自転車カルチャーをどうとらえていますか?
全体的に盛り上がっている事は毎日お店に立っていることで感じています。
かっこいい自転車やパーツも増え、そういう情報を提供してくれる雑誌やWEB、お店も劇的に増えた。でもこれからですね。
現在の成長期から成熟期を経て、本当にしっかりとした自転車文化が形成されるには、法やモラル、僕らのような提供する側の企業理念も含めて、長い目で相互努力していく必要があると思います。
― 今後自転車カルチャーがこうなって欲しいというイメージはありますか?
ピストブームの時はピスト、BMXブームの時はBMXってのじゃなくて、自分の個性やライフスタイルを大切に、自分らしく自分なりの自転車に乗るのが普通になってくればいいな。
結果的に街にいろんな自転車が溢れ、いろんな自転車の魅力を自然と知ることのできる社会になれば最高。
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