|
|
||||
メッセンジャー時代のTamas |
― バッグを作るにあたって、影響を受けたバッグ又は人物はありますか?
私はメッセンジャーバッグが非常に好きでした。固定ギアバイクのように、バッグはメッセンジャー人生の一部なんですよ。非常に快適で、タフでなければらなず、その他いろいろな機能性を1つに詰め込まれた、メッセンジャーという特別な仕事のために作られたバッグを持つという事(アイデア)が私は大好きでしたね。
最初のものを設計する前に、有名なブランドのウェブサイト(Chrome、Pac Designs、Timbuk2)をチェックしていました。でも我々がワルシャワのECMC2004へ行くまでは、実物を全く見た事がなかったんですが。
― 他のメッセンジャーバッグブランドとの違いは?
我々はちょっと不思議なポジションですよね。ハンガリー(ヨーロッパ)で作っていますからね。大部分のメッセンジャーバッグメーカーは、アメリカですよね。BagjackとBagabooだけが会社として唯一ヨーロッパメーカーですよね。我々は小さなメーカーですがこれを変えたくはありません。大量生産はできないけれど、何色からも選べたりいくつものオプションがあったり、とBagabooのバッグをスーパーカスタマイズできるようにしています。Bagabooはこのやり方がいいと皆にそう思ってもらえると嬉しいです。
― バッグを制作する上で、メッセンジャーならではの利点はありますか?また、それはどういった部分に反映されているのでしょうか?
前職がメッセンジャーだったので、どんな機能、特徴、ポケット、ストラップが良いか、機能的なメッセンジャーバッグの上で必要か、私が正確にわかっていること。また、我々は常にユーザーの提案やフィードバックを聞いています。
ブダペストには2、3のメッセンジャーフレンドリーな自転車ショップと2、3のメッセンジャーが気軽に行けるパブがあります。それとメッセンジャーコミュニティのためのハンガリー人用のウェブサイト(www.alleycat.hu)があります。
町には結構アーリーキャッツがいますね。しかし、ここハンガリーでは、ブダペストだけに自転車メッセンジャーコミュニティがあります。ハンガリーにはブタペストのよう大きな街が他にないことからか、ブタペスト以外ではほとんどメッセンジャーはいないです。ブダペストには約200人のメッセンジャーが働いています。そして4、5社のメッセンジャー会社があり、ほとんどのメッセンジャーがそれらの会社に属しています。
*1)クリティカル・マス[Critical Mass]
1992年、サンフランシスコで始めた自転車愛好家による活動。
自動車中心の交通社会に対し、交通事故や環境問題を訴えながら車道を走り、車だけのモノではないことをアピールする活動。参加自由・解散自由なライド。日本では1997年8月に京都で始まり、現在では世界100カ国以上の国々で行われており、その国ごとに独自の活動へと進化している。
まだ我々は日本のメッセンジャーカルチャーについてそれほど知りません。日本では競輪レースがあり特別なトラックバイクやギアがある事は知ってます。ハンガリーの自転車乗り(特にメッセンジャー)にはちょっと高いです。
日本では道路の名前が無かったり、番地なども標識が無かったり、いろいろと混在していると何かの記事で読みました。日本でのメッセンジャーの仕事は本当に大変なんだろうなと思います。
― 今後の目標、目指す所を教えてください
Bagabooはこれからも小さなメーカーでやっていきたいです。あまり大きく拡大はしたくないですね。我々はいつまでもメッセンジャー、通勤者、バイカーにカスタムハンドメイドのメッセンジャーバッグを作り続けたいです。アメリカでも販売されることになりました。でも2、3のセレクトショップだけでそんなに多くないです。今はこのプロジェクトのために動いています。
Tamasが一番最初に作ったメッセンジャーバッグ |
↑ pagetop
14.Bagaboo bags
バガブーバッグ
http://bagaboo.hu/
Interview by messengerbag.jp 取材日:2009年12月01日
ブタペストでメッセンジャーをしていたTAMASが2005年11月に立ち上げたブランドBagaboo Bags。
自身の経験を元にあみ出されるバッグは機能性はもちろんのことタフさと美しさを兼ねそろえ、日本でもファンは多い。
カスタムのクオリティはぐんを抜いている。
ハンドメイドに拘るTAMAS氏に話を伺った。
メッセンジャー時代のTamas |
― バッグを作るにあたって、影響を受けたバッグ又は人物はありますか?
私はメッセンジャーバッグが非常に好きでした。固定ギアバイクのように、バッグはメッセンジャー人生の一部なんですよ。非常に快適で、タフでなければらなず、その他いろいろな機能性を1つに詰め込まれた、メッセンジャーという特別な仕事のために作られたバッグを持つという事(アイデア)が私は大好きでしたね。
最初のものを設計する前に、有名なブランドのウェブサイト(Chrome、Pac Designs、Timbuk2)をチェックしていました。でも我々がワルシャワのECMC2004へ行くまでは、実物を全く見た事がなかったんですが。
― 他のメッセンジャーバッグブランドとの違いは?
我々はちょっと不思議なポジションですよね。ハンガリー(ヨーロッパ)で作っていますからね。大部分のメッセンジャーバッグメーカーは、アメリカですよね。BagjackとBagabooだけが会社として唯一ヨーロッパメーカーですよね。我々は小さなメーカーですがこれを変えたくはありません。大量生産はできないけれど、何色からも選べたりいくつものオプションがあったり、とBagabooのバッグをスーパーカスタマイズできるようにしています。Bagabooはこのやり方がいいと皆にそう思ってもらえると嬉しいです。
― バッグを制作する上で、メッセンジャーならではの利点はありますか?また、それはどういった部分に反映されているのでしょうか?
前職がメッセンジャーだったので、どんな機能、特徴、ポケット、ストラップが良いか、機能的なメッセンジャーバッグの上で必要か、私が正確にわかっていること。また、我々は常にユーザーの提案やフィードバックを聞いています。
ブダペストには2、3のメッセンジャーフレンドリーな自転車ショップと2、3のメッセンジャーが気軽に行けるパブがあります。それとメッセンジャーコミュニティのためのハンガリー人用のウェブサイト(www.alleycat.hu)があります。
町には結構アーリーキャッツがいますね。しかし、ここハンガリーでは、ブダペストだけに自転車メッセンジャーコミュニティがあります。ハンガリーにはブタペストのよう大きな街が他にないことからか、ブタペスト以外ではほとんどメッセンジャーはいないです。ブダペストには約200人のメッセンジャーが働いています。そして4、5社のメッセンジャー会社があり、ほとんどのメッセンジャーがそれらの会社に属しています。
*1)クリティカル・マス[Critical Mass]
1992年、サンフランシスコで始めた自転車愛好家による活動。
自動車中心の交通社会に対し、交通事故や環境問題を訴えながら車道を走り、車だけのモノではないことをアピールする活動。参加自由・解散自由なライド。日本では1997年8月に京都で始まり、現在では世界100カ国以上の国々で行われており、その国ごとに独自の活動へと進化している。
まだ我々は日本のメッセンジャーカルチャーについてそれほど知りません。日本では競輪レースがあり特別なトラックバイクやギアがある事は知ってます。ハンガリーの自転車乗り(特にメッセンジャー)にはちょっと高いです。
日本では道路の名前が無かったり、番地なども標識が無かったり、いろいろと混在していると何かの記事で読みました。日本でのメッセンジャーの仕事は本当に大変なんだろうなと思います。
― 今後の目標、目指す所を教えてください
Bagabooはこれからも小さなメーカーでやっていきたいです。あまり大きく拡大はしたくないですね。我々はいつまでもメッセンジャー、通勤者、バイカーにカスタムハンドメイドのメッセンジャーバッグを作り続けたいです。アメリカでも販売されることになりました。でも2、3のセレクトショップだけでそんなに多くないです。今はこのプロジェクトのために動いています。
Tamasが一番最初に作ったメッセンジャーバッグ |
↑ pagetop